2023年11月2日木曜日

1102 とんでも農業政策

 

 さて、本日は見守り活動獣害研修の二つ。

 見守り活動は、山の中は高齢者ばかりで、一人暮らしの高齢者が多い。申込された方々の家を訪問し見守る地域社会福祉事業ってわけ。


 獣害研修は、山間部は動物王国で、罠でイノシシやシカを捕獲し、様々な被害を減らすわけだが、その状況などを研修するのかな? 今年は特にクマの目撃例が多いなあ。

 二つとも、山間部ならではの活動で、お街の方々は我関せず。お街に獣が出ると大騒ぎするけど。


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 しかし、昨日の農業研修は考えさせられた。

 今さら、国は何をやっているんだろうって。

 行政文章では

 「農業をめぐる状況をみると、農業者の高齢化、担い手不足、耕作放棄地の増加などで5年後、10年度の展望が描けない地域が増えています。

 こうした中で、国では、どのような担い手が中心となり、どうやって農地を守っていくのかといった地域の抱える課題について、地域内での話し合いによる解決を求めています。」って。


 言い換えれば、問題すり替えの洗脳研修みたい。

 そして、その法律なり方向性は、数年前に決められており、地域解決策の期限はあと2年しかないときたもんだ。


 これが今後の日本の農業政策の根幹なのか?

 ここまで、国の主導でやってきて農村が悲惨なことになってしまったので、今後は、その問題解決プランを地域に考えてもらって、そのプランだけには国が金を出すよ ってか?

 まるで国は問題を地域や農家に責任転嫁し、投げてしまったような研修だった。農業や現場を知らないお街の方々が考えているのかな?


 これを知らなかった私も私だが、

 この山間部に、今さら、担い手なんていないよ。




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