ナラ枯れが山の中へ広がってきています。
お街に出かけて村役のひとつをこなし、山の中へ帰還途中に思わず写真を撮ってしまいました。この真夏に山で茶色い花が咲き誇っているかのように見えます。
これが春先の山桜なら最高ですが、クヌギやナラの葉が枯れ、茶色く枯れたあだ花のようになっています。広葉樹は秋に葉が枯れて落ちるのですが、ナラ枯れになると夏場に葉が枯れても枝から落ちないで残っているのです。
昨年の今頃は少なかったためか、気にも掛きませんでしたが、今年はひどい状態です。以前はお街に近い山で見られましたが、一気に山の中へと広がってきたようです。
これがリンゴやナシなどでは大変な騒ぎですが、現在は原木シイタケ栽培も下火となり、クヌギやナラが枯れても経済的影響を訴える人は少ないでしょう。
また、観光地では景観維持のために駆除・伐採で、とんでもないお金をかけて対策を講じることになるのかもしれません。
しかし、この何もない山の中は自然界の循環に任せることになるのかな?
来年は、もっとひどくなるだろうなあ。
行政でもこの状況は知っているはず。
さて、どうなるかしら。
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