2023年12月15日金曜日

1215 農業の地域計画座談会


 先日、市役所主催の農業地域計画座談会に出席。

 市役所及び農業委員会、県農政事務所の職員10名ほど。

 限界集落間近かの地元としては農業関係者15名ほどで思ったより多かったなあ。


 その内容は

 現在の日本農業は、高齢化、担い手不足、耕作放棄地の増加などで5年後、10年度の展望が描けない地域が増えている。こうした中で、国では法改正をして、地域の抱える課題について、地域内での話し合いによる解決を求めているとのこと。

 それを受けて行政主催の地元座談会というわけだ。


 要は、今後の地元独自の農業方策や農地の貸借、集約の地域計画を立てることになり、その手伝いを行政が担うってことらしい。

 そして、平成7年度以降、その地元独自の地域計画に担い手として記載されていない農家は貸借や集約できなくなる。農地の貸借が発生した場合は、その都度、計画に農家名を記載することになるわけだ。

 さらにその貸借などは県統一の農地バンク経由と農業委員会申請の二種類となる。

 新たな制度で面倒なのに、あと1年半もなく、忙しい話である。


 ここまで、国の主導でやってきて農業農村が悲惨なことになってしまったので、今後は、その問題解決を地域に考えてもらうっことで、まるで国は地域や農家に責任転嫁し、投げてしまったような新制度。もう、改正してしまったわけで、なんか寝耳に水って感じではある。

 こんなので、うまく行くのかしら?


 

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