ボチボチ稲刈りでございます。
いつでも開始できるようコンバインのお掃除。
それに乾燥機や籾摺り機、計量器などの掃除点検。
これを怠ると途中でバンザイとなり、農機具屋さんにお世話になるしかありません。
そして、この時期は農機具屋さんは大忙しで、なかなか修理に来てくれません。
田んぼの真ん中で、コンバインが止まっている姿を見ますが、あ~はなりたくありません。
稲刈り作業は1年間で数日、その時だけ使う高価なコンバインや乾燥機。
減価償却費を考えたら、完全に赤字でございまして、我が家は非常に非効率的で非経済的な小規模農家でございます。
私もこれら農業機械が使える間は頑張りますが、いつまでやれることやら。
最近、米不足で米価が高騰しているようですが、農家は昨年中に売ってしまい、何ら影響ありません。
また、今年の新米は買い取り価格が上がりますが、今後もそうだとは限らないでしょう。
消費者優先で農家を守ろうとしなかった国の農業政策失敗の影響が日本中に広がっていて、後戻りできない状況にあるようです。それが、この山の中では、農業でも林業でも、もろに効いています。小手先の政策など焼け石に水。
ま、なるようにしかなりませんので、今は目の前のことを粛々とこなすのみです。
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