2024年4月20日土曜日

0420 最愛なる弟の一周忌


 弟が死んで、もう一年となる。

 まだ六十前半で、若くして逝ってしまった。

 一周忌に埼玉まで行ってきた。


 馬鹿真面目な奴で、仕事に病んで長年闘病生活だった。

 生きていれば、たまには馬鹿言って酒が飲めたのに。

 生きていれば、たまには兄弟で遊べたのに。


 冗談を言って、皆を笑わせる、お前の顔が浮かぶ。


 最愛なる心の友がいなくなって一年が過ぎた。

 俺は、お前の分まで生きてやる。

 長生きできなかったお前の分まで、色々やってみる。

 悲しみというより、くやしさの方が勝る。

 そんなことを思いながら高速で帰ってきた。



 またまだ人生は長い。

 一歩一歩、地面を踏みしめて行かねば。

 さて、どうなるかなあ?





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