弟が死んで、もう一年となる。
まだ六十前半で、若くして逝ってしまった。
一周忌に埼玉まで行ってきた。
馬鹿真面目な奴で、仕事に病んで長年闘病生活だった。
生きていれば、たまには馬鹿言って酒が飲めたのに。
生きていれば、たまには兄弟で遊べたのに。
冗談を言って、皆を笑わせる、お前の顔が浮かぶ。
最愛なる心の友がいなくなって一年が過ぎた。
俺は、お前の分まで生きてやる。
長生きできなかったお前の分まで、色々やってみる。
悲しみというより、くやしさの方が勝る。
そんなことを思いながら高速で帰ってきた。
またまだ人生は長い。
一歩一歩、地面を踏みしめて行かねば。
さて、どうなるかなあ?
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